「AERA」に掲載されました

 
皆さん、こんにちは!
TKT48プロデューサーの奥田です。
 
 
先日「転妻×地方創生(地域活性化)」で中日新聞に掲載されましたが、今回は「女性のキャリア(転勤の壁)」でAERAに掲載されました。
 
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【働く女性の5大壁を乗り越える】

2010年に「転勤先でも働きたい」という転勤族の妻が集まり、「転妻コンサルタントSuai」というグループを立ち上げました。
 
あれから「派遣社員、契約社員、個人事業主」と働き続けてきましたが、システム開発のプロジェクトマネージャーを経て、現在TKT48の転妻650名をまとめる「女性管理職」をやっています。
 
 
今回のAERAは「一生ヒラではできない仕事がある」「女性管理職の孤独」と、「女性管理職」を特集しています。
 
2010年当時はまだまだ「女性一般職」が多かったけれど、最近は「女性総合職」の方が当たり前になってきて、「女性管理職」になるのも珍しいことではなくなってきたのでしょう。
 
 
管理職は、総合職なら誰でもなれるものではない、と思っています。
 
素晴らしいボスにサポートしてもらい、「私はやればできるんだ!」と自己肯定感を高めることができて初めて、「部下や周りの人をサポートしよう、任せてみよう」という他者信頼感が生まれます。
 
この「私はやればできるんだ!」という体験をする前に会社を辞めた方は、「私には無理」と自己肯定感が低かったり、「サポートしてくれたらやってみる」と一般職感覚が抜けていなかったりします。
 
会社員なら、正社員なら、お給料をもらいながら上司に育ててもらえる。
それが、会社を辞めると、そんな機会はありません。
 
 
 
「働く女性の5つの壁」とは、「営業の壁」「R職の壁」「転勤の壁」「部長の壁」「30歳手前の壁」。
個人事業主として起業した時、全ての壁にぶつかりました。
 
【営業の壁】今までは名刺に「会社名というブランド」があっただけで取引先の偉い方に会えたが、起業したらゼロから信頼を築き上げないといけない。
 
【R職の壁】自分で市場調査し(MR)、自分で広報し(PR)、自分で企画書を作成(IR)しないといけない。
 
【部長の壁】会社を辞める前にロールモデルになるような部長に出会い、サポートしたことがないと、苦しくなる。
 
【30歳手前の壁】キャリアか妊娠出産か、悩む。
 
そして【転勤の壁】夫に転勤辞令が出ると、新天地でまた一から築き上げないといけない。
 
 
 
幸い、代々の職場で「素晴らしい部長」に出会ってきました。
そして、人材不足だからとサブリーダー、リーダーを経験してきました。
そこで、「さすが奥田さん」と認めてもらいました。
 
それらの経験があって、今、TKT48を運営しています。
 
 
 
私が代々の職場で受けた教育を、転勤族の妻の中でも「働きたい」とモチベーションが高い方に再現してみたらいいのではないか。
そう思って始めたのが、金融業界出身の転勤族の妻のグループ「TKT48金融部(金妻会)」です。
 
私自身が生保のシステム会社出身ということもあり、「素晴らしいリーダー」のロールモデルである先輩方の指導や、「素晴らしい営業職」のロールモデルである女性営業職の方々のトークを思い出しながら、1つずつ再現しているところです。
 
まずはFP資格取得を目指し、FPを持っている方にはマネー講座の講師をやってもらい、キャリアカウンセリングでは私が相談者となってマネーコーチ(TKT48のサポーターである、プロのFP)の相談ロールプレイを見てもらうところまで行いました。
 
 
 
私にできるのは、「SE」から「ITコンサルタント」のような、「自立した専門職=士業・コンサルタント」になるサポート。
 
「自立した専門職」にさえなれば、どこに転勤になっても仕事はでき、「新天地でまた一から築き上げないといけない」ではなく「新天地でさらに人脈と経験が増える!」と考えられるので、先ほどの「転勤の壁」問題は解決できるのです。
 
また、金融業界の社員として復帰する時も、FP1級を持っていれば他の応募者に負けません。
 
 
「TKT48金融部」では、将来的には「全員FP1級の転勤族の妻のグループ」を目指し、日本の社会問題を解決する力を持った、新たなTKT48を目指しています。
 


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