【転勤族イベント報告】女性のキャリアパスを考えるシリーズ「第1弾:もしも転勤族と結婚したら?」at OSAKAしごとフィールド

 
こんばんは!
TKT48プロデューサー 兼 産業カウンセラーの奥田美和です。
 
 
以前、日テレ「NEWS ZERO」をご覧になった大阪府商工労働部からお問い合わせがあり、
転妻のスキルについてやりとりしたことがあります。
  
その商工労働部に、なんとTKT48キャリア企画部メンバーが、キャリアカウンセラーとして採用!
 
チーム関西で「転妻カフェ」の企画をしていると話を職場でしたところ、
「OSAKAしごとフィールド」のイベントとしてやりませんか、とお声がけ下さったそうです!
 
 
主催企画は大阪府、イベントアイディアをTKT48チーム関西の有志で考えました。
 

 
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【7/13 「もしも転勤族と結婚したら?」】

以下、ミサワホーム「ホーム講座」のレポートも書いてくれた、
TKT48チーム関西「子連れでお出かけ部」部長・ゆかたんからのレポです。
 

 
7/13(木)、OSAKAしごとフィールドにて、「女性のキャリアパスを考えるシリーズ『第1弾:もしも転勤族と結婚したら?』」をTKT48チーム関西の有志で開催しましたのでご報告です!
 
転勤族の旦那と結婚して以来、全くお仕事をしていない私が企画から参加させていただきましたが、とーっても勉強になりましたよ!
 
 
さて会場のOSAKAしごとフィールド。当日は子連れ可能なママコーナーにて開催しました。
 
おもちゃがたくさんあるこのママコーナーでは、今回のようなセミナー以外にもママのキャリアカウンセリングや就職に伴う託児等のアドバイスなども受けられます。
またママコーナーとは別に保育ルームもあり、OSAKAしごとフィールドの施設やサービスを利用して就職活動を行う間、子供を預かっていただけます(全て要予約)。
 
そんな施設ですので、この日もママたちにも気軽にお越しいただけました。
 

 
子供たちがきゃあきゃあ遊ぶ中、始まりました「もしも転勤族と結婚したら?」。
今回のメインは「現役で働く転妻に聞いてみよう!」です。
 
 
まずは1人目。TKT48チーム関西(チーム愛媛アドバイザー、大阪府非公認広報大使)の美江(よしえ)さんです。
 
美江さんは転勤族のご主人と結婚後退職されていますが、その後も転勤で行く先々の金融機関、行政などで働き続けていらっしゃいます。今はその経験を活かしてキャリアカウンセラーとして大阪府で働かれています。
 
今回のセミナーも美江さんのおかげで開催できました!
 
 
2人目はOSAKAしごとフィールドで働かれているKさん。
Kさんも転勤族のご主人と結婚され、転勤のタイミングで退職されていますが、その後は転勤先でお子さんを保育園に預け様々なお仕事をされています。
 
そしてその経験を活かし、今はOSAKAしごとフィールドでアクティブカウンセラーとして働かれています。
 
 
3人目はTKT48チーム関西でライフオーガナイザー、おうちトーク部でおなじみの絵理子さん。
絵理子さんは出産を機に退職されますが、上のお子さんが3歳の時にフリーランスとして働き始めていらっしゃいます。
 
 
4人目はTKT48チーム関西お世話係の真弓さん。
真弓さんは出産されるまではパート、出産後はフリーライターとして活動されていましたが、西ノ宮に転勤してきてからは「転勤族ママ&キッズ探検隊in西宮」を立ち上げて活動していらっしゃいます。
 
その後、規模の大きいサークルの代表であることを履歴書の職歴としてアピールをして、下のお子さんの幼稚園入園と同時にパートとして働かれています。
 
 
 
4名のお話を伺いましたが、美江さんとKさんはあまりキャリアに穴を開けずに働かれている一方、絵理子さん、真弓さんは少しブランクがあります。
 
美江さんとKさんのように経験豊富だと仕事も難なく見つかるのかと思いきや、何度も不採用通知を受け取っていらっしゃるようでびっくり!
 
またお二方とも、「転勤族でも働かせてくださる会社に感謝して」とおっしゃっていて、結局自分と合う勤め先との出会いは縁であり、不採用に必要以上にめげることはないんだなぁと思いました。
 
 
また絵理子さん、真弓さんは「お仕事」としては少しブランクがありますが、そのブランクの間に得たことを活かして精力的に働かれています。ブランクの長い私にとっては励みになりますが、ブランクの間をどう過ごすかも重要なんだなと思いました。
 

 
お次はトークタイム。参加者が2つのグループに分かれて自由にお話ししました。
 
私の入ったグループでは小さいお子さんがいらっしゃる方が多かったので自然と話は「育児しながらお仕事ってどうする?」ってことに。
 
そこでKさんからは「子供の預け先も検討してから引っ越し先を決める。いざという時の託児先はとにかくたくさん確保しておく。それでも穴を開けてしまう時はあるから、その分、働ける時はとにかく一生懸命働く」とのアドバイスをいただきました!
 
やはり、小さい子がいて親元にも頼れないとなると、働く際には色んな準備が必要ですね~。
 
 
そういうことを考えると「やっぱり転勤族が働くのって大変……」と消極的になってしまいそうですが、真弓さんがおっしゃっていた「転勤族だから…子供が小さいから…と働かない理由はいくらでも出てくるけど、働きたいと思ったらまず一歩行動してみる」という言葉が響きます。
 
お仕事に限らず、「どうせ転勤族だから…どうせ引っ越すから…」と理由を作って消極的になってしまうと、せっかくの転勤先でどんどん世界が狭くなってしまいます。
 
今回の4名の話を伺っていても同じ転妻の括りだけど生き方は様々!「働きたい!」「やってみたい!」という気持ちを重視して、まず動いてみるのが大切なんだなと学びました。
 
 
 
さて!この「キャリアパスを考えるシリーズ」は第2回以降も企画中!
興味を持たれた方、ぜひお友達を誘ってお越しください(もちろんTKT48メンバー以外も参加できます)!
 

 
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【「キャリア」とは?】


2014年にTKT48を始めた時、最初から「単なる転妻サークル」ではなく、「地域交流しながら、キャリアも考える転妻グループ」を目指していました。
 
ところが、「キャリアなんて興味ない」と言い出したのが、チーム関西だったんです(笑)
 
 
 
2014年、東京周辺では国や都道府県が「女性活躍推進」に力を入れていたから、「キャリア」という言葉も「何となく聞いたことがあるもの」という認識でしたが…
 
チーム東京以外では、
「キャリア?バリバリ働いている人のことでしょ?私はそんなにバリバリ働きたくないし、パートでいい」
「東京だから、手に職があるから、仕事に就けるんでしょ?」
という声が。
 
――いやいや、キャリアとは「人生経験」全てなんですよ~!
 
と思いながらも、私も、そして世の中のキャリアカウンセラーも「キャリアとは何ぞや」ということをうまく表現できなくて、悩める女性たちにうまく伝えられなくて、モヤモヤしていたのではないかと思います。
 
 
 
東京、福岡、名古屋、そして、3年経って大阪。
 
TKT48だけではなく、世の中全体で、
「東京発信のキラキラした情報が、地方へと流れ、もっと現実的でわかりやすい情報」に代わってきて、
地方の女性たちも、ようやく「キャリアって、そんなに難しいことじゃないんだ」と思い始めたのではないかと思います。
 
 
特に、TKT48チーム関西は、
「キャリアなんて興味ない!」という状態から、子育てやプライベートを楽しみながらゆっくり活動しつつも、
TKT48の他のチーム(アクティブすぎる東京・茨城・群馬とか…笑)の動きを見ていた上に、
 
・転勤族子育てママサークルの「みんなのお母ちゃん」真弓さん
・転妻の苦手な「片付け」を仕事にして、フリーランスのチームを組んで「企業案件はお任せ」絵理子さん
・会社員を続けつつ、自分のやりたいことを仕事にして、会社員キャリアカウンセラーになった「行政案件はお任せ」美江さん
 
と、どのような転妻さんでも、誰か1人(そのうちの一部)は「自分ごととして考えられる」「身近なロールモデル」
が揃っているので、
 
バリキャリキラキラ女性起業家講師の話のように、「セミナーに参加して話を聞いてみたけれど、私には絶対に無理だと思った…」と凹むことは全くなく、きっと勇気づけられると思います(^^)
 

 
 
【OSAKAしごとフィールド】
http://shigotofield.jp/
大阪市中央区北浜東3-14
 
 


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